2009年9月30日水曜日

2009.07.30屋根の上から

屋根の野地板の上にガムロン防水が施工されました。
分厚いゴムのシートで、かなりしっかりしています。

全景です。
これだけでも結構様になっていますね。

拡大するとこんな感じです。
棟のラインもぴたっと。

さーっと伸びています。

屋根と蔵はちょこっと蔵の頭が出る高さ関係です。

この高さだと緑に首突っ込んでいるような状態になれます。

周りを木々に囲まれた大屋根。
伸びやかな風景です。

2009.07.23ウレタン吹付

床下、基礎部分のウレタン吹付が行われました。
ウレタンは発泡系の断熱材で、床下部分を安定した状態に保ち、コンクリートや地面との熱のやり取りをシャットアウトします。
隙き間なく断熱できるがいいですね。
この住宅は床下空調を行うので、欠かせない工程です。


発泡スチロールを敷き詰めたような状態で,
青が給水、赤が給湯、オレンジが電気となっています。
床下の点検が出来るように、人が入れる大きさとしています。

ずっと入ってると居心地良くなってきます。
動き回るには、なかなかの体力が要りますが。

2009.07.20素肌の状態

壁・床に合板が貼られました。
内を歩いていると、木の素材感に覆われ、化粧のされていない素肌の住宅にいるような感覚を受けます。
場所と光と影のみがある瞬間です。

この住宅は馬蹄形をしており、そこかしこに人に対して大きい場所や落ち着く場所がばらまかれています。
ぐるっと廻ってみましょう。

























ちょっとは伝わったでしょうか。

2009年9月28日月曜日

2009.07.16床下について

今日は床下(主に設備配管)についてお伝えします。
床下には、空調、電気、給排水の配管が走っています。

銀色で床から立ち上がっているフレームが空調機を設置する荷台です。
奥に見えるのは、基礎内の空間を仕切ってチャンバーを構成するための板です。


冷媒管と電気のCD管が同じスリーブを通過しています。

分電盤が設置される部分の電気配管。

鋼製束。
大引を支えています。

住み始めると床下を見る機会は滅多にないでしょうが、家を支える大切な部分がたくさん詰まっています。

根太も施工されて、床下の一大イベントウレタン吹き付けが迫っています。

2009.07.13建方検査

本日は建方検査。
構造の先生にきちんと躯体が立ち上がっているか検査してもらいます。
検査に集中していたため、その模様はお伝え出来ませんが、構造よりの目線で写真を何枚かピックアップします。

中庭一番奥からの全景。
壁に構造用合板が貼られて、ざっくりとした雰囲気が出てきました。


屋根の先端は片持ちになっていて、地面に置いてあるボックスとはつながっていません。
これが、構造的には一番大きなポイントです。

そのおかげで、このように家じゅうぐるーっと緑や空がかなりダイレクトに感じられます。

共用部から親世帯方向。

楽しみな場所。
床下の配管も徐々に進んでいます。
白く見えるのは冷媒管。

一番基礎が深い部分から。
籠ると非常に居心地がよさそうなスペースです。

基礎と土台そして柱を緊結しているのがホールダウン金物です。(写真右、棒状のもの)
地震の際、揺れによる柱の引き抜きを防止します。

棟の部分。
桁が取り付いていって、柱が落ちてきてます。

右中央に見えているのが低い屋根。
左上は高い屋根。
ハイサイドからの光が差し込んでいるのがわかります。

少し高い所から。
高い屋根と低い屋根、つながっていないのがよくわかります。

基礎(コンクリート)と上部構造(木造)。

低い屋根に登って中を見る。

下から上を見る。

スパンを飛ばしている部分には鉄骨梁を使っています。(防さび塗装のエンジ部分)


取付部。
木にボルトでぎゅーっと縫いつけられています。

低い屋根の曲線と躯体の関係。
先端は片持ちで出しています。