2009年12月22日火曜日

2009.10.15 外部仕上

外部仕上の全体形が見えつつあるので、紹介します。

南東から。
木々に囲まれた建物が蔵を囲っています。

強引にパノラマにしてみました。
曲率を変化させながら屋上デッキをかたちづくっています。

北から。

子世帯側駐車場屋上デッキ。

立ち上がり部分は白のジョリパットゆず肌仕上です。

上記の立ち上がり部分が中庭までつづき、柔らかい中庭の雰囲気を生み出しています。

駐車場リシン吹付け仕上と階段。
日射しが強く、影がはっきりと出ています。

屋外階段は両世帯共に、地面から浮いています。

従前住宅にあった格天井を再利用。
写真はクリーニングした後です。

東側境界型枠脱型が終わりました。
この上に木の塀がのります。

表門部分。
道路から引きをもたせた構えとしているため、少し複雑な形状となっています。


内装の仕上も着々と進んでいます。

2009.10.08 内部羽目板

内部壁面の仕上が進んでいます。

杉の羽目板とプラスターボードが貼られています。
杉には浸透性の自然塗料を塗り、プラスターボードにはクロスを貼ってフィニッシュです。

子世帯階段部分。ハイサイドからの光が飛んじゃってますね。

ハイサイドから木立がこのように見えます。

羽目板塗装、子世帯は白ですが、共用部は黒です。この部分は未塗装です。

内庭とハイサイド、両方抜けています。

親世帯通路。上の帯が黒で、ヴォリュームが茶で塗装されています。
塗装の塗り分けと+ヴォリュームの配置によって、各ゾーンの雰囲気を変えています。

2009.10.01 屋根

屋根の全景です。

屋上デッキに上がると、屋根に肘をのせながら多摩川が望めます。

棟のライン。

蔵との関係。
蔵の屋根が頭ひとつ抜けています。

屋根から見ると、屋根を切断してハイサイド窓ができているように見えます。
ハイサイド窓から、中の雰囲気を伺い知る事ができます。

ヴォリュームが食い込んでいる事がわかります。

天井から上がってきた光が屋上デッキをぐるっと照らします。

2009.09.24 配筋検査+塗装

東側境界部分擁壁の配筋検査を行いました。


一部修正をして打設です。


天井のボード貼りと床のフローリング貼りが終わり、すっきりとしています。


外部では塗装が進んでいます。
ボリュームに色が入り、個々の性格がはっきりとしてきています。



天井もきれいに塗装されています。

屋上デッキ手摺子も塗装が進んでいます。

2009.09.17 内装諸々

内部工事がどんどん進んでいます。



壁面のプラスターボード施工開始。

内庭部分にガラスが嵌りました。
ガラスが嵌ると場所が全く変わります。
物質性の強い素材です。
横に見える溝はカーテンボックスです。
ガラス部分の面積が大きいので、カーテンも大きくなります。

フローリングの施工も同時に進んでいます。
チョコレート色に見えるのが共用部のフローリングです。

養生がはがれるのが楽しみです。


こちらは、浴室のバス乾燥機設置部分。設置面は平でないといけないのです。


中庭側建具の鴨居と堅。左の溝から、カーテンレール、ガラス、建具、網戸となっています。

図面を貼付けて確認をします。


東側境界部分では、RC擁壁の根切りがはじまっています。
樹木の根っこが干渉するため、検討を重ねて基礎底盤等の形状を決定しています。


まだまだ工事は続きます。

2009.09.10-12

引き続き天井の施工が進んでいます。

窓前にブラインドボックスがついています。
この中にロールスクリーンを納めて、使っていない時にすっきりと見せる事ができます。

窓を挟んだ内外の境界部分。
外側は白い左官仕上とし、内側は色を合わせたクロス仕上としています。
内外がつながって見え、広がりを感じられるようにしています。


羽目板の施工が一旦終わり、塗装までの間養生のシートが貼られています。
ボックスがコロコロと並んでいるのがよくわかります。


屋上デッキ手摺子が設置されました。
約1mピッチで並んでいます。

取付部はシャープに見えるよう、端部を斜めにカットし、ネジ部分皿ネジ加工をしてもらいました。

屋上デッキの場所性が徐々に現れてきました。

各種サンプル。

窓まわり木枠部分塗装色と

駐車場リシン吹付け塗装色。

迷いました。

2009.09.05 天井PB貼り開始

建物外周部分が徐々に決まってくると、中庭を含めた内部の様々な施工が同時に進みます。
天井では、PB(プラスターボード)の施工が始まっています。

浴室横のLD部分から見たところ。ヴォリュームが大屋根に対して食い込んでいるのがわかります。

三角形縁部分溝の切られたシルバーの金物にはガラスが嵌ります。
勾配天井に対する斜めの線は図面に表しにくいため、大工さんにお任せしました。


中庭では、杉羽目板の取り付けが始まっています。
材同士を噛み合わせている実(さね)と呼ばれる部分だけ、先に塗装しておきます。材の乾燥収縮によって、隙ができ、塗装されていない面が出てくるのを防ぐためです。

引いて見たところ。


左官仕上部分では、下地であるラスモルタルがきれいに施工されています。

屋上デッキの立ち上がり部分。(曲線になっているところ)

駐車場の壁面も同様です。